BIツール比較—FineReportとTableau

  このころ、よくFineReportとTableauはどこが違いますかって聞かれていますが、今日は簡単に二つの製品を比べて説明します。

 FineReportとTableau、二つともデータ分析ツールですが、利用シーンとユーザーが違います。TableauはOLAP製品である一方、FineReportはOLTP製品です。

 簡単にいうと、データの分析が食事と似っており、Tableauはバイキングで、FineReportは定食です。

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From FineReport

 IT部門がチェフで、食べ物がデータ分析の結果で、業務部門、管理者や上司などがお客様で、つまりデータ分析結果の利用者です。

 バイキングのメリットはシェフがまず食材を取り扱って、お客様がいつでもどこでも好きな食べ物を組み合わせられることですが、おいしいかどうかはお客様の選択次第です。 したがって、企業にプロのデータアナリストまたは、ピボットテーブルなどが必要な管理者と業務スタッフがいる場合、Tableauのようなセルフサービス型のBIツールはとてもそのような企業に向いています。

 バイキングに反して、用意してある定食のほうが時間を節約し、お客様がどのような味を好むかを事前にチェフと言っておけば済みます。しかし、チェフがお客様の好みに合わせて満足していただける料理を出せないこともあるので、正しく自分の好みをチェフに伝えるのは大事です。

 以上の説明でみんなに理解していただけるだろうと思います。つまり、Tableauはデータ分析に熟すデータアナリスト向けのBIツールであるのに対し、FineReportはIT部門主導のBIツールで、IT部門によって分析される結果を業務部門と管理者に提供するのです。以下で詳しく説明していきます。

1.データ統合

 TableauとFineReportの両方とも、SQLservermysqloracledb2などのデータベース、そしてExcel、txt、xmlなどのファイルデータソースを含む多種類のデータベースのデータを統合するデータ処理ソフトウェアです。とはいえ、統合の方式が違います。

 Tableauでは、主にテーブルを関連する形で異なるデータソースを統合します。

 FineReportでは、柔軟なSQL文とダイナミックパラメータを通じて、マルチデータソースを一つのテンプレートに繋げます。

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From FineReport

2.テーブルの表現形式

 フロントエンドの分析ツールとしてのTableauは、アプリケーションフレームワークに限られるので、リスト、クロスタビュレーション、ピボットテーブルの3種類しか提供しません。でも、 企業が実際に応用する時、複雑なグラフ別テーブルとクロスタビュレーションも必要です。この場合、Tableauでは満たせません。

 帳票作成·BIツールとしてのFineReportは、さまざまなExcelテーブルスタイルを柔軟に設定できるExcelライクの操作画面なので、複雑な帳票とレポートの処理に適しています。

 

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From FineReport



3.グラフのタイプ

 グラフ上で、FineReportとTableauはそれぞれのメリットがあります。

 Tableauの豊富なビジュアルチャートは、一般ユーザーのUIおよびUX設計に近くて、ドラッグ&ドロップによって作成できます。

 FineReportは同じく豊な可視化グラフがあります。APIインターフェイスと条件属性設定の二つの方式によって、チャートのスタイルをカスタマイズできます。

可視化グラフ

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4.ダッシュボード

 気軽にダッシュボード帳票を作成できるのはTableauの利点ですが、テーブルと同様に複雑なカスタムスタイルと形式を実現できないのは問題です。

 FineReportは個性的なダッシュボードの開発が得意で、スタイルをカスタマイズできます。

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From FineReport

5.統計モデル

 フロントエンドのデータ分析ソフトウェアとして、統計と分析はTableauの強みです。 Tableauは非常に豊富なモデルをサポートます。比較的に専門な財務統計機能を提供する上で、R言語もサポートします。

 FineReportは統計モデルという点で弱くて、SQL、STORE PROCEDURE、JAVAおよびExcel関数と組み合わせる必要があります。

6.データ入力

 日常の経営では、データの統計と表示に加えて、企業はしばしばデータの追加、変更、削除などをして、データをデータベースに入力することがあります。また、企業によっては、Excelのデータをデータベースにインポートすることもあります。例えば、倉庫の品目をスキャンしたり、毎日店舗の運営状況を入力したり、顧客情報をリアルタイムに入力したりするさまざまな応用シーンです。

 ユーザーーはTableauで統計と分析のためにデータソースからデータを取り出せますが、データの追加や削除などデータベースへのデータ入力を実現できません。

 FineReportの強みはデータ入力です。ユーザーはWebページとアプリで関連型データベース(MySQLOracleSQL Server)にデータを入力できます。 また、データの検証、保存、送信、承認、却下などの完全な流れも提供されます。 Excelをデータベースにインポートすることもできます。

7.データ管理ポータル

 Tableauの企業データプラットフォームは、タスクスケジューラー、レポートのオンライン分析、ダッシュボード、権限制御などの基本機能を備えており、データアナリストに適しています。

 FineReportの管理ポータルは、タスクスケジューラー、オンラインレポート分析、ダッシュボード、権限管理、Active Directory統合、各種レポートの印刷などをサポートしており、機能がより豊富です。 これは、簡単なテーブルから複雑な意思決定ダッシュボードまで、会社部門のあらゆるレベルの応用シーンに満たします。

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8.多次元分析

 Tableauは柔軟なOLAP分析機能を持っており、多次元分析の操作が便利です。

 FineReportも多次元分析をサポートしますが、Tableauほど柔軟ではありません。多次元分析する際、階層ごとに帳票とレポートを作成する必要があります。

9.印刷

 Tableauでは、desktopのみが印刷をサポートし、そして印刷についての設定が少ないです。serverは、ブラウザ側でデータを表示するときに直接の印刷をサポートしていません。さらに、 レポートを改ページ表示できないため、印刷の際にページ番号を追加できません。

 FineReportは強力な印刷機能を持ち、PDF印刷、applet印刷、flash印刷のみならず、ブラウザ側で直接の印刷をサポートしてます。印刷の際に、オフセット、ページ番号、背景、用紙の向きなどを設定できます。請求書、領収書、見積書などの印刷が必要な企業にとって、FineReportの印刷機能は手間がかかります。

10.権限管理

 企業によって権限管理のニーズが違います。

 Tableauでは、ワークブックの権限をviewによって割り当てます。

 FineReportでは、ユーザの役職や役割により、権限を付与し、セルまで管理できる上、同じ帳票を閲覧するとき、異なるユーザに対し、見るデータの制限も可能です。さらに便利なシングルサインオンもサポートします。

11.モバイル端末

 Tableauのモバイル端末はデータの分析と表示に重きを置きます。

 FineReportのモバイル端末によって、管理ポータルのすべての帳票とレポートを表示する上に、データ入力、バーコードリーダー、画面ハードコピー転送と撮影アップロードことも実現できます。

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From FineReport

12.インテグレーション

 TableauはTableau Serverで生成したJavascriptコードを介して、完成したテンプレートをほかのWebアプリケーションにインテグレーションします。

 FineReportはjavajavascriptAPIインターフェースがあって、ERP/OA/MESなどのシステムあるいはアプリに統合されます。そして、企業のニーズに応えてカスタマイズ開発できます。

まとめ

 TableauとFineReportはそれぞれの利点と欠点があります。どちらを選択するかは企業の実際状況によって決められます。スタッフのデータ分析能力、企業の計画そして現在システムとの統合などは考えるべき要素と思います。